NEXT CEO
冊子をもらう

信用金庫・信用組合と取引を始める — 創業期の相性は良い

2 分で読めます

地域の小規模事業者を対象としており、面談ベースで事情を汲んでくれます。取引の始め方と、育て方を整理します。

目次(6 項目)
  1. メガバンクとの違い
  2. 取引の始め方
  3. 関係を育てる
  4. 信用金庫ならではの制度
  5. 複数行と付き合う意味
  6. 注意点

メガバンクとの違い

信用金庫・信用組合都市銀行
対象地域の中小企業・個人事業主大企業〜中堅企業が中心
営業エリア限定全国
会員・出資会員(組合員)になる必要がある不要
創業期の対応面談ベースで相談に乗ってもらいやすい実績を求められることが多い
担当者の訪問頻度が高い規模による

信用金庫・信用組合は協同組織の金融機関で、地域の事業者を支えることが目的に含まれています。創業期の会社にとっては、相談しやすい相手です。

取引の始め方

  1. 法人口座を開設する … ここが出発点。近隣の支店へ
  2. 会員(組合員)になる … 出資金は数万円程度。事業所がエリア内にあることが要件
  3. 担当者が付く
  4. 定期的に業況を共有する
  5. 必要なタイミングで融資を相談する

いきなり融資の相談に行くより、口座開設と日常の取引から始めるほうが自然です。売上の入金、経費の引き落とし、給与振込をその口座に集めると、金融機関側から資金の流れが見えるようになり、融資の検討がしやすくなります。

関係を育てる

  • 試算表を定期的に渡す … 3か月に1度でも継続が重要
  • 決算書は自分から持参して説明する
  • 悪い情報も早めに伝える … 大口先を失った、原価が上がった。後から知られるより信頼されます
  • 大きな受注が決まったら報告する
  • 担当者が異動しても、資料として記録が残るようにする

信用金庫ならではの制度

  • マル経融資 … 商工会議所・商工会の経営指導を受けている事業者向けの、無担保・無保証人の低利融資。日本政策金融公庫の制度ですが、商工会議所経由で申し込みます
  • 自治体の制度融資の取扱い
  • ビジネスマッチング … 取引先の紹介を受けられることがあります
  • 各種セミナー、専門家の紹介

複数行と付き合う意味

1行だけに依存すると、その金融機関の方針変更で資金調達が止まります。創業期でも日本政策金融公庫+地元の信用金庫という組み合わせを持っておくと、選択肢が増えます。

ただし、あまりに多くの先から少額ずつ借りると「取引が散っている」と見られます。メインを1つ決めて情報を集中させるのが基本です。

注意点

  • エリア外に移転すると取引を続けられないことがあります
  • 金利は都市銀行より高めになることがあります
  • 出資金は退会時に返還されますが、手続きに時間がかかります

この記事をシェアする


経営者のコメント

同じ時期に会社をつくった経営者が、この記事にどう向き合ったか。

コメントの投稿は会員限定です。 冊子を受け取る(無料会員登録)

無料

会社をつくった人に、最初に届く 1 冊

決算の進め方、PL のつくり方、創業時にやったほうがよい 10 のこと。 設立から 1 か月以内の方へ毎月お届けします。購読は無料で、 あわせてテンプレートの配布と無料ウェビナーもご利用いただけます。