メガバンクとの違い
| 信用金庫・信用組合 | 都市銀行 | |
|---|---|---|
| 対象 | 地域の中小企業・個人事業主 | 大企業〜中堅企業が中心 |
| 営業エリア | 限定 | 全国 |
| 会員・出資 | 会員(組合員)になる必要がある | 不要 |
| 創業期の対応 | 面談ベースで相談に乗ってもらいやすい | 実績を求められることが多い |
| 担当者の訪問 | 頻度が高い | 規模による |
信用金庫・信用組合は協同組織の金融機関で、地域の事業者を支えることが目的に含まれています。創業期の会社にとっては、相談しやすい相手です。
取引の始め方
- 法人口座を開設する … ここが出発点。近隣の支店へ
- 会員(組合員)になる … 出資金は数万円程度。事業所がエリア内にあることが要件
- 担当者が付く
- 定期的に業況を共有する
- 必要なタイミングで融資を相談する
いきなり融資の相談に行くより、口座開設と日常の取引から始めるほうが自然です。売上の入金、経費の引き落とし、給与振込をその口座に集めると、金融機関側から資金の流れが見えるようになり、融資の検討がしやすくなります。
関係を育てる
- 試算表を定期的に渡す … 3か月に1度でも継続が重要
- 決算書は自分から持参して説明する
- 悪い情報も早めに伝える … 大口先を失った、原価が上がった。後から知られるより信頼されます
- 大きな受注が決まったら報告する
- 担当者が異動しても、資料として記録が残るようにする
信用金庫ならではの制度
- マル経融資 … 商工会議所・商工会の経営指導を受けている事業者向けの、無担保・無保証人の低利融資。日本政策金融公庫の制度ですが、商工会議所経由で申し込みます
- 自治体の制度融資の取扱い
- ビジネスマッチング … 取引先の紹介を受けられることがあります
- 各種セミナー、専門家の紹介
複数行と付き合う意味
1行だけに依存すると、その金融機関の方針変更で資金調達が止まります。創業期でも日本政策金融公庫+地元の信用金庫という組み合わせを持っておくと、選択肢が増えます。
ただし、あまりに多くの先から少額ずつ借りると「取引が散っている」と見られます。メインを1つ決めて情報を集中させるのが基本です。
注意点
- エリア外に移転すると取引を続けられないことがあります
- 金利は都市銀行より高めになることがあります
- 出資金は退会時に返還されますが、手続きに時間がかかります
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