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セキュリティ対策ソフトと、その前にやること

2 分で読めます

ソフトを入れれば安全になるわけではありません。効果の高い対策から順に、費用とあわせて整理します。

目次(9 項目)
  1. ソフトより先にやること
  2. セキュリティ対策ソフト
  3. メールのセキュリティ
  4. 最も多い被害
  5. 端末の紛失対策
  6. SECURITY ACTION
  7. サイバー保険
  8. 漏えいが起きたら
  9. 従業員への教育

ソフトより先にやること

費用をかける前に、無料でできる対策のほうが効果が高い場合があります。

  1. 二要素認証を有効にする最も効果が高い。メール、クラウドストレージ、会計ソフト、銀行
  2. パスワードの使い回しをやめる … パスワード管理ツールを使う
  3. ソフトウェアを最新に保つ … OS、ブラウザ、業務ソフトの自動更新
  4. アカウントを人ごとに発行する
  5. バックアップを取るランサムウェア対策として、ネットワークから切り離した場所にも

これらを済ませてから、ソフトの導入を検討してください。

セキュリティ対策ソフト

  • 全端末に入れる … 1台でも抜けると、そこから侵入されます
  • 法人向け製品は、管理コンソールで一括管理できます(更新状況、感染の検知)
  • 費用は1台あたり年数千円程度
  • スマートフォン・タブレットも対象に

メールのセキュリティ

被害の多くはメールから始まります。

  • SPF・DKIM・DMARCの設定なりすまし送信を防ぎ、自社のメールが迷惑メール扱いされるのも防げます
  • 迷惑メールフィルタ
  • 添付ファイルとリンクの扱いを教育する … 技術対策だけでは防げません

最も多い被害

  • ビジネスメール詐欺 … 「振込先が変わりました」という偽メール。必ず電話で確認する運用にしてください
  • フィッシング … 取引先やサービスを装って認証情報を盗む
  • ランサムウェア … データを暗号化して身代金を要求。バックアップの有無で結果が変わります
  • 端末の紛失・盗難

端末の紛失対策

  • パスコード・生体認証を必須にする
  • ディスクの暗号化 … 標準機能で有効にできます
  • 遠隔ロック・遠隔消去
  • 紛失時の報告ルール

SECURITY ACTION

IPA(情報処理推進機構)の自己宣言制度です。無料で、中小企業がセキュリティ対策に取り組むことを宣言できます。

  • IT導入補助金の申請要件になっています
  • 取引先に対策状況を示す材料になります
  • 宣言にあたり、「情報セキュリティ5か条」などのチェックを行うため、自社の状況の点検になります

サイバー保険

情報漏えい時の損害賠償、事故対応費用、事業中断の損失をカバーします。個人情報を大量に扱う事業では検討価値があります。

漏えいが起きたら

  • 個人データの漏えい等で、個人の権利利益を害するおそれがある場合、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が義務です。速報と確報の期限があります
  • 取引先への連絡
  • 原因調査(専門業者への依頼が必要になることがあります

対応を誤ると被害が拡大します。事前に相談先を決めておいてください。

従業員への教育

技術対策だけでは防げません。年1回でも、次を共有してください。

  • 不審なメールの見分け方
  • 報告のルール(「開いてしまった」を隠させないことが最重要
  • 私物端末・公共Wi-Fiの扱い
  • SNSでの発信

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