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経費を削る順番 — 売上に響かないものから切る

1 分で読めます

資金が苦しいときに何から削るか。順番を間違えると、削った直後に売上が落ちて悪循環に入ります。

目次(7 項目)
  1. 削る順番の原則
  2. 第1段階:即座に削れるもの
  3. 第2段階:交渉するもの
  4. 第3段階:事業に影響が出るもの
  5. 最後まで残すもの
  6. 削る前に「増やす」を検討する
  7. 固定費と変動費を分けて見る

削る順番の原則

売上への影響が小さいものから、大きいものへ。この順番を守らないと、コスト削減が売上減少を招き、さらに削る必要が出る悪循環に入ります。

第1段階:即座に削れるもの

  • 使っていないサブスクリプション … 一度全部リストアップしてください。月数百円でも積み上がります
  • 効果を測れていない広告 … 測定していない出稿は、続ける根拠がありません
  • 過剰なオフィス関連費 … ウォーターサーバー、必要以上の備品
  • 接待交際費
  • 研修・書籍・セミナー … 一時的に止める

第2段階:交渉するもの

  • 家賃 … 減額交渉、契約更新時の条件見直し、より小さい物件への移転
  • リース・保守契約 … 契約内容の見直し
  • 保険 … 補償内容の重複を確認
  • 仕入価格 … 相見積り、支払サイトの交渉
  • 通信費・光熱費 … プランの見直し

第3段階:事業に影響が出るもの

  • 外注の内製化 … 費用は減るが、自社の時間を使います
  • 設備投資の延期 … 将来の競争力に影響
  • 採用の凍結
  • 営業活動の縮小ここまで来ると売上に直結します

最後まで残すもの

  • 人件費 … 減らすと組織が壊れ、戻すのに時間がかかります。日本では解雇に厳しい制約があり、そもそも簡単には減らせません
  • 売上を直接生む活動
  • 税金・社会保険料滞納は最悪手です。延滞税は借入金利より高く、滞納があると信用保証協会の保証が受けられなくなり、融資の道が閉ざされます

削る前に「増やす」を検討する

経費削減には限界があります。月10万円削れても、それ以上は事業が縮みます。一方、値上げや回収条件の改善は上限がありません。

  • 単価を5%上げられないか
  • 着手金を取れないか
  • 支払サイトを短くできないか
  • 売掛金の未回収はないか
  • 使っていない資産(車両、設備、遊休不動産)を売却できないか

固定費と変動費を分けて見る

削減の効果が持続するのは固定費です。家賃を月5万円下げれば、年60万円が毎年効きます。一方、変動費の削減は売上に比例するため、売上が戻れば元に戻ります。構造を変えたいなら固定費から手をつけてください。

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経営者のコメント

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