ビジネスローン・ノンバンクの注意点 — 使う前に確認すること
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審査が早く通りやすい代わりに、金利が高く、金融機関の評価にも影響します。使ってよい場面と避けるべき場面を整理します。
特徴
| 銀行・公庫 | ビジネスローン | |
|---|---|---|
| 金利 | 年1〜3%程度 | 年5〜18%程度 |
| 審査期間 | 2週間〜2か月 | 最短即日〜数日 |
| 審査の厳しさ | 厳格 | 緩やか |
| 融資額 | 大きい | 数十万〜数百万円 |
| 用途 | 使途を限定 | 自由なことが多い |
金融機関の評価に影響する
最も注意すべき点です。決算書にノンバンクからの借入れが載っていると、銀行の審査でマイナスに働きます。「銀行から借りられない状態なのではないか」と見られるためです。
また、複数のビジネスローンを利用していると、資金繰りが逼迫しているサインと判断されます。
使ってよい場面
- 短期かつ明確な出口がある … 数週間後に確実な入金があり、それまでのつなぎ
- 金額が小さく、金利負担が許容範囲
- 銀行融資が間に合わない緊急時
使うならできるだけ短期で返済し、決算期をまたがないようにするのが実務的な工夫です。
避けるべき場面
- 恒常的な運転資金の不足を埋める … 金利分だけ確実に赤字が増えます
- 他の借入れの返済に充てる … 典型的な悪循環の入り口です
- 使途が曖昧なまま「あると安心だから」借りる
代表者個人のカードローンは特に危険
会社の資金繰りを代表者個人の借入れで埋め始めると、次が起きます。
- 個人の信用情報に記録が残る … 将来の住宅ローン、事業融資に影響
- 会社を畳む判断ができなくなる … 個人の負債が残るため
- 金利が高く、返済負担が雪だるま式に増える
個人の資金を会社に入れる前に、必ず外部に相談してください。商工会議所、よろず支援拠点、中小企業活性化協議会は無料です。
先に検討すべき手段
- 日本政策金融公庫、信用保証協会付き融資
- 自治体の制度融資
- 既存借入のリスケジュール(延滞する前に相談)
- 売掛金の早期回収、支払サイトの交渉
- 遊休資産の売却
- 税金・社会保険料の納付猶予の申請
契約前に確認する
- 実質年率 … 「月◯%」表示は年率に直して比較
- 手数料、保証料の有無
- 繰上返済の可否と手数料
- 代表者の個人保証の有無
- 遅延損害金の利率
- 貸金業の登録番号 … 登録がない業者は違法です。金融庁のサイトで確認できます
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