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事業継続計画(BCP)— 作ると補助金の加点にもなる

1 分で読めます

災害や感染症で事業が止まったときの備えです。小さい会社向けの最小構成と、認定制度の使い方を整理します。

目次(5 項目)
  1. なぜ小さい会社ほど必要か
  2. 最小構成のBCP
  3. 事業継続力強化計画の認定
  4. 1人会社のBCP
  5. 見直す

なぜ小さい会社ほど必要か

大企業は代替拠点や資金の余裕がありますが、小規模事業者は1度止まると再開できないことがあります。

  • 設備が壊れる、データが失われる
  • 数週間営業できないと資金が尽きる
  • 取引先が他社に切り替える
  • 代表者1人に依存していると、本人の不在で全停止

最小構成のBCP

分厚い文書は要りません。A4数枚で足ります。

①優先して復旧する業務を決める
全部を同時に戻すことはできません。売上と信用に直結する業務を2〜3個選びます。

②止まる原因を洗い出す

  • 建物・設備の被災
  • データの喪失
  • 人が来られない(災害、感染症、けが
  • 仕入先が止まる
  • 電気・通信の停止

③それぞれの対策を書く

  • データ … クラウドへのバックアップ、オフラインのバックアップ(ランサムウェア対策)
  • 連絡 … 安否確認の方法、緊急連絡網
  • 代替手段 … 在宅勤務、代替の作業場所、代替の仕入先
  • 資金数か月分の運転資金、または緊急時に引ける借入枠
  • 属人化の解消 … 代表者しか知らない情報(口座、パスワード、取引先の連絡先)を共有できる状態に

④連絡先リスト
従業員、取引先、金融機関、保険会社、専門家。紙でも持っておく(端末が使えない可能性)。

事業継続力強化計画の認定

作ったBCPは、経済産業大臣の認定を受けられます。申請から認定まで45日程度、費用はかかりません。

認定を受けると、

  • 補助金の加点 … ものづくり補助金、持続化補助金など
  • 税制優遇 … 防災・減災設備の特別償却
  • 信用保証の枠、日本政策金融公庫の低利融資
  • 取引先への説明材料

様式は比較的シンプルで、中小企業庁がひな形と手引きを公開しています。

1人会社のBCP

従業員がいなくても必要です。むしろ代表者1人に全部が集中している分、リスクは高い。

  • 自分が倒れたときに、誰が何をするか
  • 口座、重要書類、パスワードの保管場所を家族または信頼できる相手に伝える
  • 取引先への連絡手段
  • 所得補償保険の検討

見直す

作って終わりにせず、年1回は確認してください。連絡先が古い、バックアップが取れていない、代替の仕入先がなくなっている。使えないBCPは、ないのと同じです。

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経営者のコメント

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