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備品・消耗品の調達 — 安く買うより、探す時間を減らす

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創業期は何もかも買い揃える必要があります。買う順番、買わない判断、調達先の決め方を整理します。

目次(7 項目)
  1. 買う前に「本当に要るか」
  2. 優先順位
  3. 買う・借りる・使うの判断
  4. 調達先を決めておく
  5. 経費処理を意識した買い方
  6. 支払方法を統一する
  7. インボイスの確認

買う前に「本当に要るか」

創業期は「事務所らしくしたい」という気持ちから、不要なものを買いがちです。売上を生まない支出は、現金を減らすだけです。

判断基準は「なくて困るか」。困らないなら、必要になってから買えば足ります。

優先順位

最初に要るもの

  • PC、通信環境
  • 電話(固定番号)
  • 名刺
  • 印鑑一式
  • 会計ソフト
  • 事業用の口座、カード

後回しでよいもの

  • 応接セット、来客用の設備(相手先を訪問すれば済みます)
  • 複合機(コンビニ印刷で足りる量なら不要
  • 高価な什器
  • 大量の文具のまとめ買い

買う・借りる・使うの判断

手段向くもの
買う毎日使う、長く使う、安い
リース・レンタル高額、更新が早い、初期費用を抑えたい
サブスクリプションソフトウェア
都度利用会議室、印刷、撮影機材。使用頻度が低いもの
中古什器、PC(保証とサポートを確認

調達先を決めておく

毎回探すのは時間の無駄です。カテゴリごとに1〜2社決めておくと、発注が単純作業になります。

  • 事務用品・消耗品 … 通販1社に集約(注文履歴から再注文できる
  • 印刷物 … ネット印刷1社
  • PC・周辺機器
  • 什器

1円でも安く買う努力より、探す時間を減らすほうが得です。時給換算で考えてください。

経費処理を意識した買い方

  • 10万円未満 … 全額その年の経費
  • 10万円以上30万円未満 … 青色申告の中小企業者等なら、少額減価償却資産の特例で全額経費(年300万円まで)
  • 30万円以上 … 減価償却
  • 判定は税込経理なら税込価格 … 免税事業者は注意

また、取得価額10万円以上の資産は償却資産申告の対象になります(車両を除く)。買ったものを固定資産台帳に記録してください。

支払方法を統一する

事業用のクレジットカードに集約すると、次が一度に解決します。

  • 私費と経費が自動的に分かれる
  • 会計ソフトに自動で仕訳が起票される
  • 支払サイトが1〜2か月伸びる
  • 明細が証憑の補助になる(領収書は別途保管

インボイスの確認

課税事業者の場合、仕入税額控除には適格請求書が必要です。通販サイトや店舗が適格請求書発行事業者かどうかで、実質的なコストが変わります。少額特例の適用がない場合は、領収書の記載を確認してください。

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経営者のコメント

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