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許認可が必要な業種の設立手順 — 登記の前に確認すること

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定款の目的、本店所在地、資本金、役員の要件。許認可の条件は登記事項に直結します。順番を間違えると全部やり直しです。

目次(5 項目)
  1. 許認可が登記に跳ね返る4点
  2. 正しい順番
  3. 期間を見込んでおく
  4. よくある落とし穴
  5. 専門家に頼むか

許認可が登記に跳ね返る4点

  • 事業目的 … 定款の目的にその事業が書かれていないと申請できません
  • 本店・営業所 … 独立した事務所スペースを要件とするものがあり、バーチャルオフィスでは取れません
  • 資本金・純資産 … 建設業許可は自己資本500万円以上、労働者派遣事業は基準資産額2,000万円以上など
  • 役員・専任者 … 常勤の資格者や経験者を役員・従業員として置く必要があるもの

いずれも登記した後に変更すると、変更登記と定款変更が発生します。

正しい順番

  1. 取る許認可を特定する(本業だけでなく、付随して必要になるものも)
  2. 所管窓口に相談 … 要件、必要書類、標準処理期間を確認。相談は無料
  3. 定款の目的の文言を、窓口に見てもらう
  4. 要件を満たす資本金・本店・役員構成を決める
  5. 登記
  6. 許認可の申請
  7. 許可が下りてから営業開始

期間を見込んでおく

許可が下りるまでの標準処理期間は制度によって大きく違います。

  • 古物商許可 … 40日程度
  • 建設業許可 … 30〜90日程度(知事許可・大臣許可で差)
  • 飲食店営業許可 … 申請から検査を経て2週間程度
  • 宅地建物取引業免許 … 30〜40日程度
  • 労働者派遣事業 … 2〜3か月程度

許可が下りる前に営業すると無許可営業になり、罰則の対象です。事業開始日から逆算してスケジュールを組んでください。

よくある落とし穴

  • 個人事業で持っていた許認可は法人に引き継げない … 法人として取り直しが必要です。切り替え期間に無許可の空白を作らないよう、順番を設計する
  • 常勤性の要件 … 他社の役員を兼務していると「常勤」と認められないことがあります
  • 欠格事由 … 役員個人の前科・破産歴などで許可が下りないことがあります。役員を決める前に確認
  • 営業所ごとの要件 … 支店を出すと、その営業所ごとに専任者や資産要件がかかる制度があります

専門家に頼むか

許認可は行政書士の専門分野です。要件の判定と書類作成を頼むと、費用は制度により10〜30万円程度。要件を満たせるかどうかの判定だけでも、先に相談する価値があります。資本金や役員構成を決める前に相談するのが、最も無駄が出ない使い方です。

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経営者のコメント

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